〈突然ですが、お手元のパソコンやスマートフォンなどで「就活 服装」と検索してみてください〉との呼びかけで始まる署名活動を展開するのが「SSS(Smash Shukatsu Sexism)」だ。就職活動(就活)において一方的な「男らしさ」「女らしさ」を押し付けるあり方を「就活セクシズム(性差別主義)」とし、問題提起している。
ネットで「就活 服装」と検索すると、「女性は上品な化粧で優しい雰囲気に」などと服装、髪形、靴からお辞儀の仕方に至るまで男女別の指南が現れる。「化粧は社会人のマナー」と言い切り、パーマや男性の長髪を否定するなど、「べき論」のオンパレード
SSSは、このような男女二元論や性差別に基づく「就活マナー」を変えるべく、2020年11月から就活関連企業への抗議や署名活動を展開。
ネットで「就活 服装」と検索すると、「女性は上品な化粧で優しい雰囲気に」などと服装、髪形、靴からお辞儀の仕方に至るまで男女別の指南が現れる。「化粧は社会人のマナー」と言い切り、パーマや男性の長髪を否定するなど、「べき論」のオンパレード
SSSは、このような男女二元論や性差別に基づく「就活マナー」を変えるべく、2020年11月から就活関連企業への抗議や署名活動を展開。
「極端に二元化した男女別スタイルやマナーの押し付けをやめて、多様性のある装いのスタイルを提案すること」「女性はこうすべき、男性はこうすべきという偏った表現は差別や抑圧につながるため見直すこと」を求めてきた。
当時、SNSには自分と同じように就活セクシズムに苦しみ、
当時、SNSには自分と同じように就活セクシズムに苦しみ、
(略)
水野さんが憤るのは
水野さんが憤るのは
「選考はブラックボックスで本当の採用基準は不明。それなのに就活関連企業は『採用側がどう思うかわからないから化粧しておいた方がいい』と言い、
大学側は『だったらそうした方がいい』とする」と指摘。
「大学側は本来、学生の側に立って『こういう表現は性差別だから駄目です』と言うべき。
SSS発足から4年。活動はメディアでたびたび取り上げられた。署名受け取りすら拒否する企業がある一方、以前はヒール付きの靴しかなかった「就活コーナー」にヒールのない靴を並べるようになった企業もある。上げ続けた声が変化につながっている。
就活本や就活サイトに怒るだけではなく、社会全体の問題になるようにもっと『声』を大きくしていきたい」と展望を語った。
SSS発足から4年。活動はメディアでたびたび取り上げられた。署名受け取りすら拒否する企業がある一方、以前はヒール付きの靴しかなかった「就活コーナー」にヒールのない靴を並べるようになった企業もある。上げ続けた声が変化につながっている。
就活本や就活サイトに怒るだけではなく、社会全体の問題になるようにもっと『声』を大きくしていきたい」と展望を語った。
引用元: ・【社会】「女性に化粧を押し付けるな!差別だ!」…男らしさや女らしさに激怒する正義の人々に賛同続々
【【社会】「女性に化粧を押し付けるな!差別だ!」…男らしさや女らしさに激怒する正義の人々に賛同続々】の続きを読む