美容室は全国で26万施設を数え、コンビニエンスストアの4.5倍もある。ところが、施設が増え続ける裏では、「長時間労働なのに給料があまりに低い」と悩む人たちがいる。朝8時から夜10時まで働いても、手取りで月15万円しかもらえないケースも珍しくない。美容師たちはいま、どんな状態に置かれているのか。改善の方向性は見えているのか。
「残業手当? 付くわけないじゃん」
都内の大手チェーンの美容室に勤めて8年目。中堅のスタイリストとして働いている。入社同期は15人いたというが、今は1人。半数以上は3年以内に辞めてしまった。
美容師は給料が低いと専門学校時代から認識していたものの、改めて薄給に驚いたという。同期みんなでハサミを買うためのローンを申し込み、入社早々に約10万円のローンを背負った。
「残業手当? 付くわけないじゃん」
都内の大手チェーンの美容室に勤めて8年目。中堅のスタイリストとして働いている。入社同期は15人いたというが、今は1人。半数以上は3年以内に辞めてしまった。
美容師は給料が低いと専門学校時代から認識していたものの、改めて薄給に驚いたという。同期みんなでハサミを買うためのローンを申し込み、入社早々に約10万円のローンを背負った。
アシスタント時代は、朝8時にサロンに着いて雑用を済ませ、11時から営業開始。20時に営業は終わるけど、そこからマネキンやカットモデルなどで練習をしていた。サロンを出るのは22~23時が多かったかな。
引用元: ・【社会】1日14時間以上働いても「手取り15万円」 美容師らの“苦境”
【【薄給】1日14時間以上働いても「手取り15万円」…美容師らの“苦境”】の続きを読む